7月30日(日)に第2回「こども農業塾」をおこない、小学生33名と弊社社員20名が参加しました。
まずは、田んぼの観察から始まりました。5月に植えた苗は70cmほどに成長し、3~4本植えた稲の苗が20本くらいに増えていました。これを分げつといいます。さらに苗が育つよう、みんなで田んぼに肥料をまきました。続いて、夏野菜のナスとピーマン、ししとう、トウモロコシを収穫しました。また、畑周辺の雑草抜きをみんなで行いました。
午後からは仁川広河原へ移動し、川の生き物観察をしました。生息していそうな場所を網で探しながら、珍しい生き物や大きい生き物を見つけようと、子どもたちは夢中になっていました。カワムツ、ニジマスやドンコ、エビ、サワガニ、ヤゴの幼虫、カワニナ(ゲンジボタルの食べ物)など数種類の生き物を捕まえることができました。それぞれの特徴や見分け方を教えると、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
●田んぼの観察
田んぼではバッタやカエル、とんぼ等の生き物がいました。
●夏野菜の収穫
前回苗付けしたトウモロコシや、ピーマン、ナス、ししとうも収穫し、家に持って帰りました。
●畑の草抜きゲーム
班対抗で雑草抜きをおこないました。みんな泥だらけになりながら協力し合い、たくさん抜くことができました。
●川の生き物観察
子ども達も社員も川遊びを楽しみながら、たくさんの生き物を発見・観察することができました。
2回目の農業塾でしたが、初回よりもメンバー同士が仲良く協力し合いながら、楽しんで活動していました。
甲山でいろいろな生き物が見られるのは、農地において無農薬で作物を育てたり、外来種が拡散しないようにするなど、さまざまな人が豊かな自然を保つために努力されている証であり、今回はそのことを実感する活動になりました。